ガリバーは、中古車買取において国内大手と言える一社です。全国各地に店舗があり、海外にも販路を有するなど高く買い取ってくれる要素を多く持っています。
しかし、いくら大手とはいえ実際に利用した人のリアルな評判を気にする人は少なくありません。
そこで今回は、ガリバーの口コミ・評判を調査していきます。また、高価買取を実現するコツも解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
ガリバーの基本情報
ガリバーとは
ガリバーは、全国に約480店舗が展開されており、身近な場所にある中古車販売・買取店と言っても過言ではありません。
全国各地に店舗を展開しているため、「せっかく安い中古車を見つけても遠方で受け取りに行けない」「車を売りたくても店舗まで行けない」という心配が軽減されます。
また、ガリバーは1日あたりの中古車入荷数が多いため、毎日チェックすることで自分のお気に入りが見つかる可能性に期待が持てます。
オプション・サービス内容について
ガリバーでは、中古車を売買するうえでさまざまなオプションやサービスがあります。
国産車は納車後100日までは返品できる場合があるため、実際に乗ってから車の状態を確かめたい人にとっては嬉しいサービスと言えるでしょう。
また、どのような中古車を購入すれば良いかわからない人は、ガリバー公式サイト内の「クルマ選びのサービス」を利用してみてください。
運営会社 | 株式会社IDOM |
設立 | 1994年10月25日 |
本社所在地 | 〒100-7026
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー26階 |
買取地域 | 全国 |
ガリバーの良い口コミ・評判
まずは、ガリバーの良い口コミ評判を確認していきましょう。ガリバーの主な良い口コミ評判は以下の通りです。
主な良い口コミ評判
- 外車を含め欲しい車に出会える可能性がある
- 店舗や担当者によっては柔軟なサービスを受けられる
- 店舗によっては他社より自動車を高く売れる
①外車を含め欲しい車に出会える可能性がある
ガリバーは店舗数や毎日の入荷数が多いため、求めている車と出会える可能性が高いです。目当ての車がマイナーなものであっても、ガリバーで探せば見つかるかもしれません。
外車は購入手続きが国産車と比較して手間になりがちですが、ガリバーはサポートが充実していることから簡単に売買できる点は大きなメリットと言えます。
②店舗や担当者によっては柔軟なサービスを受けられる
また、ガリバーでは店舗や担当者によっては柔軟なサービスを受けられる場合があります。在庫チェックや疑問点の説明など、丁寧に対応は良い評判に繋がっている理由です。
③店舗によっては他社より自動車を高く売れる
そして、ガリバーで車を売ると他社よりも高く買い取ってくれるケースがあります。大切な車は1円でも高く買い取ってほしいと、ほとんどの人が考えるでしょう。
ガリバーのイマイチな口コミ・評判
ガリバーを利用する際、気になるのがイマイチな口コミ・評判です。ネガティブな意見を確認しておけば、より安心してガリバーを利用できるでしょう。
主なイマイチな口コミ評判(自社アンケート結果)
- 一度見積もりを頼むと営業電話がしつこい
- 担当者によって態度や対応がよくない・見積もりと実際の買取金額が違った
- 車によってはメンテンナンスが行き届いておらず品質に問題がある
一度見積もりを頼むと営業電話がしつこい
ガリバーに見積もりを依頼したところ、営業電話がしつこかったという口コミがあります。
もちろん親身に対応してくれる場合もありますが、あまりに連絡が多いとストレスになり、悪い印象に繋がる可能性は否めません。
担当者によって態度や対応がよくない・見積もりと実際の買取金額が違った
担当者の態度や対応に苦言を呈している声もあります。納車が遅れている状況で担当者の対応に誠実さが感じられず、クレームを入れた人もいるようです。
当然ですが、不手際の際に対応者がいい加減な態度をとってしまうと、評判ダウンに繋がってしまいます。
そして、見積もり金額と実際の買取金額が異なるという口コミも見受けられました。
見積もりに対する説明が不十分だったため、利用者にとっては余計に納得できない気持ちが湧いてしまい、イマイチな口コミへ繋がったようです。
車によってはメンテンナンスが行き届いておらず品質に問題がある
ガリバーの中古車は安い点が特徴として挙げられますが、一方でメンテナンスが不十分なまま店頭に並んでいるという口コミもあります。
自動車は定期的なメンテナンスができていないと、年式や走行距離に関わらず品質が劣化してしまいます。中古車本体の価格が安くても、自分で修理代を支払うことになると意味がありません。
ガリバーで中古車を購入する前に、「修理が必要な箇所は無いか」「メンテナンスの履歴がわかるものはあるか」など、しっかりチェックしておくことをおすすめします。
ガリバーでよくある事例と解決方法
ガリバーで実際に車を売却した人の多くは悪い評価をしていますが、口コミの中にはガリバーを高く評価している人もいることが分かって頂けたでしょうか?
ひどい評価の口コミとして、「しつこい営業電話」「買取規約後の減額要求」「中古車購入後のトラブル」「接客対応」「買取査定額が安い」などの事例があります。
ガリバーは全国に約500店舗を展開している大企業のため、満足のいく社員教育を全社員に徹底することが難しいのかもしれません。
ひどい口コミの事例と共に、トラブルを未然に防ぐための対処法を紹介します。
電話がしつこい
ガリバーに限ったことではありませんが、インターネットの車買取査定サイトに登録を行うと必ず電話が掛かってきます。
一括査定サイトと連動している「オートコールシステム」のガリバーでは、登録したお客様へ専門オペレーターから電話が繋がるまで掛けるシステムになっているため、多くの登録者から「迷惑電話」としてひどい口コミが書かれています。
現在では、「しつこい電話は一切なし」や「連絡はメールのみ」など、多くの一括査定サイトで電話の本数を減らす努力が行われていますが、未だにしつこい電話はクレームの大半を占めているのが実情です。
しつこい電話が掛からないようにする方法は、一括査定サイトに登録をしなければよいだけですが、車を少しでも高く売りたいユーザーにとっては、一括査定サイトの利用は決して悪いことではありません。
一括査定サイトは、パソコンやスマートフォンから手軽に登録が行え、最大で10社以上もの優良車買取専門店に対して、一括で車の買取査定依頼を出すことができます。
時間や労力を使って車買取専門店を回る必要がなく、自分が売却したい査定額に近づくまで複数の業者と交渉することができます。
本気で車を売りたい人にとっては、しつこい電話が掛かってくるデメリットよりも、高額査定の期待がもてる一括査定サイトの魅力の方が大きいのではないでしょうか。
しつこい電話からどうしても逃れたい場合は、掛かってきた電話を無視せず「車は他社で売却しました」など、ハッキリと断ることで回避できます。
買取額を減額される
ガリバーで車を売却した後で、査定時には気付かなかった故障や修復歴の有無などが後日発覚した場合、修理費用や損害が生じた金額を請求されることがあります。
このようなトラブルが起こらないように、ガリバーには車を売却する時に「クレームガード保証」へ加入することができます。
基本的にはクレームガード保証は任意で加入するものですが、売却後のトラブルを最小限に抑える目的として、詳しい説明がないまま契約書に組み込まれているケースがあります。
万が一、クレームガード保証に加入せず、売却後に事故歴が発覚した場合は、民法で定められている「瑕疵担保責任」を問われることになり、多額の損害賠償が請求される恐れがあります。
簡単に説明すると、車を引き渡した後でも「売却した車に何らかのトラブルが生じた場合には責任が問われる」ということです。
車の売却後に買取額を減額されないように、ガリバーのクレームガード保証へ加入することをオススメします。
中古車を購入した後に故障する
中古車でも定期的に整備を行ってさえいれば、20万kmくらいは優に乗ることができます。
それでも車は機械物ですから、電化製品と同じでいつ故障するか分かりません。
最近の車は、電子部品が多く使われているので、ちょっとした電気系統のトラブルでも車が動かなくなることがあります。
また、エンジンやトランスミッションが壊れた場合は、高額な修理費用が掛かることがあります。
そのようなトラブルを避ける上でも、万が一に備えて保証に加入する必要があります。
あんぜん/あんしん保証
ガリバーで中古車を購入した場合は、「国産車・3ヶ月」「輸入車・1ヵ月」の無料保証がついています。
ガリバーでは、万が一に備えて、無償保証の他にも下記の表に記載されている有償保証が用意されています。
国産車の保証の対象基準 | ||
保証名 | 車両区分 | 対象車両の基準 |
あんしん10年保証ワイドあんしん10年保証 | 普通車 | 初年度登録後7年未満走行距離7万㎞以下 |
軽自動車 | 初年度登録後6年未満走行距離6万㎞以下 | |
あんしん1年保証 | 普通車 | 初年度登録後10年未満走行距離10万㎞以下 |
軽自動車 | ||
あんぜん6ヶ月保証 | 普通車 | 初年度登録後15年未満走行距離15万㎞以下 |
軽自動車 | ||
あんぜん3ヶ月保証 | 普通車 | 年式無制限走行距離20万㎞以下 |
軽自動車 | ||
輸入車の保証の対象基準 正規輸入車S・A・Bグループ | ||
あんしん5年保証あんしん3年保証 | 輸入車S | 初年度登録後5年未満走行距離5万㎞以下 |
あんしん1年保証 | 輸入車S・A・B | 初年度登録後7年未満走行距離7万㎞以下 |
あんぜん6ヶ月保証 | 輸入車S・A・B | 初年度登録後14年未満走行距離10万㎞以下 |
あんぜん1ヶ月保証 | 輸入車S・A・B | 初年度登録後走行距離20万㎞以下 |
並行輸入車 | ||
あんしん1年保証 | 並行輸入車 | モデル年式経過5年未満走行距離5万㎞以下 |
あんぜん1ヶ月保証 | 年式無制限走行距離20万㎞以下 |
※正規輸入車Sグループ…Mベンツ・BMW・フォルクスワーゲン・アウディ・プジョー・ボルボ
※正規輸入車Aグループ…ポルシェ・オペル・シボレー・キャデラック・クライスラー・ダッジ・フォード・リンカーン・フィアット・アルファロメオ・ルノー・シトロエン・ローバー・ジャガー・サーブ
※正規輸入車Bグループ…その他(並行輸入車を除く、正規輸入車Sグループ、Aグループ以外のもの)
ガリバーの有償保証サービスには、1年間保証から最長で10年までの保証から選択して加入することができます。
ただし、有償保証に加入するには、「年式」「走行距離」「車種や種類」によって加入できる保証が決められているため、どの中古車でも有償保証へ加入できる訳ではありません。
また、保証料金は一律ではなく購入する中古車によって保証料金が異なります。
国産車でも極端に年式が古い中古車や、走行距離が15万kmを超えるような中古車では有償保証に加入することができません。
また、故障しやすいとされている輸入車も、正規ディーラー車だと半年から最長で5年までの保証プランがありますが、並行輸入車になると1年までの保証しか加入することができません。
輸入車は年式が新しくてもいつ故障するのか分かりませんし、ちょっとした部品交換でも国産車の倍以上の金額が掛かるため、有償保証への加入は必須と言えます。
中古車購入後の故障が心配な人は、国産車・輸入車に限らず必ず有償保証へ加入することをオススメします。
ガリバーの返品サービス
ガリバーでは、決められた返品条件さえクリアしていれば、いかなる理由があっても購入した中古車を返品することができます。
例えば、「運転しずらいから返品したい」や「違うボディカラーが良かった」など、返品する理由は問いません。
返品できる条件としては、国産車は納車後・100日以内、輸入車の場合は納車後30日以内の車なら返品することが可能です。
その他の条件は、下記の表を参照して下さい。
返品できる条件 | |
返品対応期間 | 国産車:納車後100日以内輸入車:納車後30日以内 |
走行距離 | 納車時からの増加が3,000km以内。 |
キズ・ヘコミ | 5cm四方以上のキズ・ヘコミがない。(納車時にあったものを除く。) |
事故歴(修復歴) | 納車後に事故を起こしていない。 |
付属品等 | 納車時に付いていた機能・機器が付いている。 |
使用方法 | 通常の使用方法以外(レース・ラリー等)の用途で使用していない。(納車前の使用は除く) |
車検証 | 納車時の名義人と同じである。ご契約者にお車の処分権限がある。登録が抹消されていない。 |
税金等の未納 | 自動車税、自賠償保険料、駐車違反放置違反金等、お車に関する債務が残っていない。 |
差押等 | お車に抵当権、譲渡担保その他第三者の権利が付されていない。(購入時にオートローンを利用した場合で、信販会社等の権利を除く) |
ご契約者様 | 契約名義を問わず、自動車売買、自動車整備の事業者として契約を締結していない。ガリバーへの背信行為や不正行為、社会的信用を損なう行為を実行し又は計画していない。 |
その他 | 上記の他、納車時と比較して、お車の価値が大きく下落する状態となっている場合は、返品をお受けできない場合があります。例:改造(痕跡を含む)/修復歴/接合車/フロア交換/冠水・雹害等の災害車/粗悪車/メーター改ざん・交換/車台番号の変更/「道路運送車両の保安基準」等の関係法令に適合しないもの。 |
※車両本体価格(値引き後の価格):100%返金
※車両登録に掛かった費用は返金されません。
上記の表を参照して頂き、全ての条件さえクリアしていれば購入した車を返品することができます。
返金される金額は購入時の車両本体価格のみで、購入する際に掛かった税金などの諸費用や整備費用などは返金されません。
ガリバー営業マンの対応が悪い
ガリバー営業マンの対応が悪いという口コミを良く目にしますが、決してガリバーの営業マン全員に問題がある訳ではありません。
ガリバーは業界屈指の大企業で、社員教育も充実しています。
例えば、新入社員研修はもちろんですが、店長以外は全て新卒社員だけの店舗で様々なスキルを体得する「寺子屋制度」や、新卒新入社員は買取商談と販売商談の試験に合格しなければ接客ができない「商談試験制度」などが設けられています。
ガリバーでは顧客満足度を高める様々な制度が取り入れられていることから、社員の接客スキルが低い訳ではありません。
ガリバー営業マンの対応が悪いと感じた人は、過酷な個人ノルマが毎月課せられているため、買取商談や販売商談に積極的な接客を「しつこい接客」「強引な接客」と感じたのではないでしょうか。
ただ、個人的なノルマ達成のために、営業マン同士でも接客の順番を巡ってトラブルになることもあります。それによって、冷やかしと判断した顧客に対しては横柄な態度で接客をしたり、売却しそうな顧客に対しては強引に契約を勧める営業マンがいるのも事実です。
ガリバー営業マンの対応が悪いと思っている人は、たまたま相性が合わない営業マンに当たってしまったのかもしれません。
ガリバーには、顧客から高い評価を得た特別な営業マン「CSマイスター」が在籍する店舗もあるため、ガリバーの接客対応に満足している口コミも多くあります。
買取金額が安い
ガリバーで買取査定を行った人は、想像していたよりも査定額が低かったと口コミしている人が多くいます。
ガリバーでは、買取業務の他にも、自社店舗で中古車の販売業務も行っています。
ユーザーから直接買い取った中古車を在庫としていることが多く、業者のオークションで在庫を仕入れることはほとんどありません。
在庫の回転率を上げるためには、鮮度の良い中古車を流通相場よりも安く店頭に並べる必要があるので、必然的に買取金額を抑えるようになります。
そのため、買取商談では査定額の交渉がシビアになってしまうことから、ガリバーの買取金額が安いと感じているユーザーが多いのかもしれません。
ガリバーで車を売却する人にとっては、安く買い叩かれた印象だけが残りますが、ガリバーで中古車を購入する人にとっては、鮮度の良い中古車を流通相場よりも安く購入することができます。
ガリバーで車を売却するのはオススメできませんが、安くて程度の良い優良中古車を購入するならガリバーも検討する余地があります。
ガリバーの特徴
ガリバーは、1994年に東京マイカー販売株式会社の車買取部門として創業を開始し、僅か4年後の1998には中古車のインターネット販売システム「ドルフィンネット」の運用を開始します。
インターネットがあまり普及していなかった当時としては、画像だけで中古車を購入するドルフィンネットは非常に画期的なシステムでした。そういった点からも、ガリバーはインターネット販売の先駆けとも言えます。
ガリバーは、「中古車買取台数No.1」「中古車販売台数・100万台突破」「国内店舗数・約500店」など、日本を代表する中古車買取業者です。
ガリバーは業界最大手
ガリバーは、国内だけで約500店舗を展開している車買取専門業者です。
現在では車買取業務の他にも、旧車や格安車を中心に販売している「ガリバーアウトレット」、高級輸入車専門店「LIBERALA」、軽自動車専門店「ガリバーミニクル」、スポーツカー専門店「GT-Garage」、SUV専門店「Brat」、大型展示場「WOW!TOWN」など、車の販売にも力を入れています。
下記の表は、国内大手車買取業者の実績データですが、車買取台数ではガリバーの実績が群を抜いており、ライバル社を圧倒していることがよく分かります。
中古車流通総覧による車買取業者実績一覧 | |||
車買取業者 | 車買取台数 | 中古車販売台数 | 店舗数 |
1位 ガリバー | 22万台 | 7.1万台 | 約500店舗 |
2位 ビッグモーター | 13万台 | 7.1万台 | 307店舗 |
3位 ラビット | 12万台 | 非公表 | 約170店舗 |
4位 トヨタのクルマ買取 | 7.2万台 | 4万台 | 約3,600店舗 |
5位 アップル | 6.5万台 | 非公表 | 241店舗 |
6位 カーチス | 4万台 | 非公表 | 41店舗 |
7位 ユーポス | 4万台 | 0.5万台 | 83店舗 |
8位 カーセブン | 3万台 | 非公表 | 160店舗 |
9位 JAC | 2万台 | 9.6万台 | 6店舗 |
10位 ケーユー | 非公表 | 非公表 | 26店舗 |
番外 オートバックスカーズ | 非公表 | 2.6万台 | 423店舗 |
車買取業者の中で、圧倒的な買取台数を誇っているので、鮮度の良い優良中古車が毎日のようにガリバーには入庫されています。
ほとんどの中古車販売店では、業者オークションから在庫を仕入れて店頭に並べていますが、ユーザー買取車はオークション会場でも高値が付く人気コーナーのため、流通相場よりも高くなる傾向にあり、安い価格で仕入れることができません。
ガリバーでは、鮮度の良いユーザー買取車を自社で直接販売することができるため、中古車販売台数が伸びてきているのも頷けます。
ガリバーは、豊富なユーザー買取車を武器にして、中古車販売台数でも他を圧倒する日が近いでしょう。
ガリバーの中古車は修理歴がない
ガリバーでは、自社の査定基準で修復歴車と判断された中古車の販売は行っいませんが、一部の店舗では修復歴表示を出した上で販売を行っています。
一概に修復歴といっても、ちょっとした事故でバンパーを交換しただけでは修復歴にはなりませんし、ドア交換やボンネット交換だけでも修復歴車にはなりません。
このように事故を起こして、軽微な修理を行っただけでは修復歴車とは言わず、修復歴にあたる車にはそれなりの定義があります。
車のベースとなる骨格部分(シャーシ)や、ルーフ(ボディの天井部分)などに交換や修理した形跡がある場合は、修復歴車になります。
簡単に説明しますと、修理を行っても100%完全に元の状態に修復することが不可能な箇所を、交換または修理を施した中古車のことを修復歴車といっています。
完全に修復することが不可能な車では、走行中に何らかの支障が生じる可能性があるため、ガリバーでは修復歴の有無を公開するようにしています。
私たちが思う修復歴と、自動車業界の定義にある修復歴とでは大きな違いがあるので、
修復歴車を購入するときには、「どこの箇所を修理しているのか?」「どれくらいの事故なのか?」
など、しっかりと確認した上で購入するようにして下さい。
ガリバーでは、修復歴の表示が徹底されているため、安心して中古車を購入することがでます。
廃車手続きサービスがある
ガリバーに関する口コミの中で、廃車手続きサービスの評判が良いと書かれています。
一体、ガリバーの廃車手続きはどのようなサービスなのか、調べてみたので紹介します。
ガリバーの廃車手続きサービスとは?
ガリバーの廃車手続きサービスは、
「車検切れで動かすことができない車」
「長期間放置している車」
「事故を起こして動かすことができない車」
など、廃車の手続きをガリバーが代行してくれるサービスのことを言います。
動かなくなった車でも、車検を受ければまだまだ使えるような場合には、買取金額が付く場合もあります。
また、ボロボロでもエンジンや内装のパーツをばら売りすることも可能で、部品取り車として買い取ることもできます。
不動車は捨てるのもお金が掛かるからと諦める前に、一度ガリバーへ相談してみて下さい。
廃車手続きサービスのメリット
ガリバーの廃車手続きサービスの流れは、通常の買取手続きと同じ手順で、インターネットか電話で申し込むことができます。
●ガリバーの廃車手続きサービスの流れ
・インターネットもしくは電話にて廃車買取査定を申し込む
・廃車にする車のある場所にて、車の査定を行う
・廃車買取が決定した場合、契約後に車の引き取りを行う
・最後に買取代金の振込と還付金の手続きを行い完了
この時、一時的に車の使用を止める「一時抹消登録」、まだ車検が残っている「廃車買取」、完全に車をスクラップにする「永久抹消登録」など、車の用途によっては税金類や自賠責保険の還付を受けることができます。
ただ、還付金の対象外になる事例もあるので、詳しいことは担当の営業マンへ相談するようにして下さい。
ガリバーの廃車手続きサービスは、基本的には手数料も無料ですが、買取査定額がゼロ円の場合は車の引き取り料として9,800円掛かる場合があります。
基本的に買取ができない車がないことや、無料で廃車手続きを行ってくれることなどが評価されて、口コミの良い評価に繋がったのかもしれません。
ガリバーの評判に関するよくある質問
ガリバーの評判に関する質問の中で、最も多い質問の中から、スマホを使った「ガリバーオートアプリ」と、実際に買取査定を依頼したときの「愛車を売却するときの手続きや流れ」などについて紹介します。
ガリバーオートって何?
ガリバーオートアプリとは、ガリバーが独自に開発を行ったAI査定アプリで、近所に店舗がない人や査定依頼をする時間がとれない人に向けた簡易的な査定システムです。
このアプリの魅力は、気軽に査定額を知ることができることと、人と会話することなく査定が行えることです。
●ガリバーオートアプリの使い方
・ガリバーオートアプリをダウンロードする(無料)
・査定を行う車を撮影する
・査定を行う車の車検証を撮影する
・かんたんな質問に答える
・約5分ほどで査定額が算出される
たったこれだけで誰とも会うことなく、愛車の査定金額を知ることができます。
一つのアカウントで最大3台まで利用することが可能で、車の買取査定で問題となっている「しつこい電話」も掛かってくる心配がありません。
このアプリの凄い所は、全車種に対応しているため、マイナーな車や輸入車に乗っている人でも安心して査定することができます。
また、チャット機能を備えているので、車の買取に関して気軽に質問することもできます。
ただ、このアプリにもデメリットがあり、実際に車を査定した訳ではないので、算出された査定金額は保証されず、実際に売却する時には店舗などで再査定を行う必要があります。
アプリで算出された査定金額は、あくまでも目安として留めて下さい。
ガリバーで売却するときの手続きは?どんな流れで進むの?
ガリバーで買取査定の依頼を行うには、下記の流れで進めていきます。
●お問い合わせから売却・買取までの流れ
・電話もしくはインターネットから買取査定について相談する
・相談後、24時間以内にガリバーより概算査定金額の連絡があります
・実際に現車の査定を行う日時や場所の相談を行う
・現車の査定終了後、正確な査定金額が提示される
・査定額に納得できたら、買取契約書を作成する
・車を引き渡す
・売却に必要な書類を提出する
・書類に不備がない場合は、最短2日以内に買取金額が振り込まれる
上記の流れで買取査定が進んでいきます。
売却後の名義変更など、全てガリバーが行うので何も心配することはありません。
また、ガリバーへ車を引き渡した翌日までであれば、無償でキャンセルすることができます。
車を初めて売却する人でも、難しい手続きは一切ないので安心して利用することができます。
まとめ
ガリバーの買取査定のひどい口コミ・評判や、ガリバーで中古車を購入するメリットなどについて紹介してきましたが如何でしたでしょうか。
しっかりとした社員教育制度が確立しているにも関わらず、ネット上での口コミはひどい評価ばかりが目につきます。
ただ、ネットの口コミはガリバーに対して悪いイメージを持った人が書き込むことが多く、「これからもガリバーを利用したい」という良い評価をしている人もたくさんいるので、口コミの評判だけで「ガリバーは最悪」と決めつけるのは早計かもしれません。
愛車を売りたい人は、ガリバーだけに頼らず、一括査定を利用したり、ライバル店と買取査定金額を比較するなど、少しでも高く売却できる方法を試すことをオススメします。
車買取業界でも群を抜いた買取台数を誇るガリバーですから、優良中古車を探している人にとっては欲しい車を見つけやすいメリットがあります。
また、中古車を購入する場合には通常の中古車販売店では真似のできない長期保証も充実しているガリバーなら、故障しやすい輸入車や過走行車でも安心して購入することができます。
もし、自宅に眠っている車がある場合は、口コミでも評判の高い「廃車手続きサービス」の利用をオススメします。