レオパレス21のいいところは?実際の口コミと合わせて解説!

レオパレスと聞くと「壁が薄い」だとか「エアコンが勝手に切れる」など悪い噂ばかりが目立っていて避けられているイメージがありますが、そんなレオパレスにも他の仲介業者よりも良いところはあります。

今回は意外と知らない人も多いレオパレスの良いところについてまとめてみました!

なぜ壁が薄いとさんざん言われているのに借りる人が一定数いるのかご紹介していきます。

評判から見るレオパレスの良いところ

あまり目立たないレオパレスの良いところについて利用者の口コミや評判をもとに集めてみました!

家具家電付きなので自分で揃える必要がない

レオパレスが管理・貸主となっている物件はすべて家具家電付きです。

家具家電は揃えようと思うと安く見積もってもだいたい15万円ほどかかってしまいますから家具家電付き物件は初期費用を大きく減らすことができます。

今まで一人暮らしをしてきた人なら家具家電付きはいらないと思いますが、初めて一人暮らしする人にはかなり有能なサービスなのでおすすめです。

家具家電付きの内容
  • テレビ電子
  • レンジ
  • エアコン
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • カーテン
  • テーブル・椅子

短期契約プランなら加えて寝具一式がついていることもあるようです。

ちなみにレオパレスでは備え付けのベッドもあります。

家具家電付きだと通常使いして故障した場合でも無料で取り替えてもらうことができるので、何かと保証が効いてお得です。

ただ故意に傷をつけたり壊してしまうと弁償しなければならないというリスクもあります。

仲介手数料がかからない

レオパレス21は自身で管理、貸し出している物件が多いのでこういった物件はすべて仲介手数料0円です。

仲介手数料が無料の物件は赤い枠ででかでかと記載されているのでわかりやすいです。

ちなみにレオパレスが仲介している、いわゆる仲介手数料が発生する物件も中には存在していてこのような表記があります。

【仲介】という表記があれば仲介手数料がかかります。

敷金・礼金が0円の物件が多い

レオパレスが管理・貸主となっている物件はもちろん、仲介している物件でもレオパレスのサイトを見てみるとほとんどが敷金・礼金不要となっています。

部屋探しをしているとちょくちょく安い物件としてレオパレスが登場するのは敷金・礼金・仲介手数料無料物件が多いため。

敷金や礼金を1か月としている物件はありますが、全体の1割程度という圧倒的少なさです。

レオパレスでは独自に「清掃代」として3万円支払うシステムになっているため、基本的に退去クリーニング代である敷金は必要としないってのが実態。

ただ、礼金に関しては借り手側から見ると完全にムダ金なので、それを0円にしている物件が多いというのはありがたいですね。

マンスリープランが充実している

レオパレスといったらウィークリーやマンスリープランといった短期で借りられるプランです。

前払い制で水道・光熱費は使い放題、家具家電付きで退去する時も立ち合い不要です。

転勤で短期的に部屋を借りたい人や、急な引っ越しで一時的に住む場所を確保しておきたい場合などに利用できます。

マンスリープランはレオパレス以外にも提供している不動産はありますが、プランや料金が明瞭で1日あたりいくらかかるのかも物件情報から見ることができるのは便利ですし、部屋のタイプによってランク付けされるので料金表からどのぐらいの出費か一目瞭然なのも良いところです。

学割プランが充実している

レオパレスは学生に優しいプランが存在します。家具家電付きということも相まって学生の借りる割合が高いのはこのプランのおかげ。

学割プランの特典
  • 敷金・礼金が不要
  • 水道光熱費が使い放題
  • 家具家電付き
  • 入居1年以内なら物件の変更が可能
  • 4年以上の契約だと複数物件申し込み可能
  • ライフサポートのプランが付随(トラブルサポート系)

特に注目すべきは物件の変更可能と住み替え可能なところ。

通常の物件だと住んでから「隣人がうるさい」とか「立地が思っている以上に悪い」と感じても後の祭り状態。

レオパレスの場合は1年以内なら違う物件にほとんどお金もかからずに引っ越しすることができます。

住んでから後悔した場合にチャンスがあるというのはレオパレスに住むなら思っている以上に大きいです。

また、キャンパスが変わっても大丈夫なように複数の物件を押さえておくことができるのも利点です。

引っ越し自体も家具家電は新居にあるので自分の荷物さえ持てば手軽に引っ越すことができるのでレオパレスの特徴と相まって相性が良いです。

ただ4年間ぐらい住むと前払い金額が最低でも200万円以上と高額なので、それをポンと払える経済力がないときつそう。

細かく計算すると通常の賃貸物件よりレオパレスは高いですが、学生プランは費用全体が若干抑えられているので少し損をする程度です。

その上で上記のサービスがあると考えると悪くない選択肢となります。

レオパレスに住んでも大丈夫な人の特徴

レオパレスは壁の薄さや耐震性など住むには問題が多く、あまりおすすめできません。

強いていうのであれば、以下の特徴に当てはまるなら住んでも良いでしょう。レオパレスに住んでも大丈夫な人の特徴

  • ・まったく騒音が気にならない人
  • ・普通の賃貸では審査が不安な人
  • ・数ヶ月しか住まない人
  • ・家具家電など自分の持ち物を減らしたい
  • ・レオパレスというブランドに興味がある

大学に通っている間だけ、出張期間だけなど、短期間の入居が決まっている人であれば、むしろレオパレスがおすすめです。

家具家電が備え付けられているので購入費を抑えられますし、審査が緩いので入居のハードルが低いからです。

レオパレスに住む際にクリアすべき物件の条件

レオパレスに住む場合は、なるべく以下の条件をクリアした物件にするべきです。住みやすいレオパレスの特徴

  • ・築浅(2012年以降の物件)
  • ・RC造など木造以外の建物
  • ・エアコンが3時間で切れない
  • ・防犯設備が充実している
  • ・ほか入居者の質が良い

2012年以降に建てられたレオパレスのお部屋は「ノンサウンドフロア」という高遮音性界壁を導入していて、遮音性が改善が期待できます。

ほか入居者の質は、物件の共有部分で確認しましょう。廊下やエントランスが綺麗、ポストにDMが溜まっていない物件を選んでください。

レオパレスで物件探し

レオパレスの探し方

レオパレスに住んでみたいと思った人のために、レオパレスの探し方を紹介します。

  • ・レオパレスの公式サイトから探す
  • ・レオパレスパートナーズで探す
  • ・普通の物件検索サイトから探す

レオパレスの公式サイトから探す

手っ取り早いのはレオパレスの公式サイトで探す方法です。レオパレスの物件しか掲載されていないので、希望条件を入れるだけで簡単に探せます。

店舗で相談したい場合は、直営店の「レオパレスセンター」で相談可能です。

レオパレスパートナーズで探す

「レオパレスパートナーズ」とは、レオパレスの正規加盟店(フランチャイズ)のことです。レオパレスだけでなく、普通の物件も合わせて紹介してくれます。

普通の物件検索サイトから探す

レオパレスは、SUUMOやホームズなどネット上の物件検索サイトからも探せます。ただし、物件のタイプごとに名前がバラバラで探すのが難しいです。

公式サイトによると、2022年6月時点で4種類のタイプがあります。所有者によっては、物件のタイプ名に全く関係ない名前を付けていて絞り込みできません。

検索サイトのフリーワードで「レオパレス」と入力しても、出てこない物件が多いです。

レオパレスの施工不備問題

レオパレスは大きく分けて2つの施工不備問題を抱えています。

問題発覚後もレオパレスは不誠実な対応を繰り返し、問題発覚後から9ヶ月後にようやく会見を開きました。

その後、不良物件に住む1万4443人の入居者に転居を求めることを発表し大きな社会問題にもなりました。以下で、主な施工不良問題について紹介します。

2018年に発覚した界壁がない施工不良問題

2018年レオパレスの物件に対して、この界壁がない物件が多数存在していることがテレビ番組の取材で判明しました。

界壁とは、お部屋とお部屋の間を区切る壁のことで、本来であれば屋根裏まで界壁がないといけません。

問題になっている物件は、この界壁が屋根裏になく、大きな空洞になっているため、音が反響しやすく防音性に欠けます。

また、家事になった場合、火を遮る壁がないので全焼しやすいうえ、不審者が屋根裏に忍び込めるのでセキュリティ性にも欠ける危ない物件です。界壁施工不備があった物件名

  • ・ゴールドネイル
  • ・ニューゴールドネイル
  • ・ゴールドレジデンス
  • ・ニューゴールドレジデンス
  • ・ニューシルバーレジデンス
  • ・スペシャルスチールレジデンス
  • ・ベタースチールレジデンス
  • ・コングラツィア

2019年に発覚した建築基準法違反疑惑

2019年5月8日にレオパレスの物件に対して、新たな建築基準法違反の疑いがあることが「週刊文春」の取材で判明しました。

今回発覚したのは、パイプやガス管を下の階から上の階へと遠すための貫通部に開けられた大きな穴が、耐火性素材で埋められていない写真が見つかったという問題です。

耐火性素材で埋められていないと、建物の1階部分で火事が起きた場合に、ものの2分足らずで火の手が2階や屋外に到達してしまいます。

建築基準法では「1階で火事が起きた場合、2階や屋外へ到達するまで45分間持ちこたえる必要がある」と定められているため、建築基準法違反ではないかとの疑惑がかけられています。

なぜレオパレスは増え続けるのか?

これだけ問題が取り沙汰されても、なお街にはレオパレスの物件が増え続けています。

その理由はレオパレスの営業力が高いだけでなく「一括借り上げシステム」というオーナーへの家賃保証があることが考えられます。

一括借り上げシステムとは、募集と管理をレオパレスに任せれば最初の10年は空室があっても家賃の85~90%がオーナーへ支払われるというものです。

ただし、10年以降は2年毎に保証賃料が改定されてしまい、オーナー側が不利になる可能性があります。

不動産投資を考えているならレオパレスを利用するかどうか、メリットとデメリットを踏まえてしっかり考える必要があります。

レオパレスのタイプ別デザイン

レオパレスのオリジナル物件をタイプ別に紹介します。

  • ・アルマーレ
  • ・デュアルエル
  • ・レオコンフォート
  • ・レセクション

アルマーレ

「アルマーレ」は女性目線で作られた物件シリーズです。

大容量のクローゼットとキャビネットが装備されているので、新たに家具を揃える必要がありません。高さもあるので、長いワンピースやコートもキレイに収納できます。

居室内に独立洗面台があるので、大きな鏡の前で洗顔や化粧ができて便利です。

キッチンはカウンター付きのオープンキッチンなので、自炊に力を入れたい女性にもおすすめです。

デュアルエル

「デュアルエル」は、業界初のロフトが2つある物件です。水回りとウォークインクローゼットの上がロフトになっており、荷物が多い人でもしっかり収納できます。

ウォークインクローゼットには照明が付いているので、荷物が片付けやすいです。ロフトスペースにはペアガラスの掃き出し窓があるので、風通しも良いです。

荷物が多いけど、余計な家具は買いたくない人におすすめのシリーズです。

レオコンフォート

「レオコンフォート」はウォークインクローゼット付きのシリーズです。

クローゼットとインナーバルコニーが並ぶように設計されているので、デッドスペースがなくお部屋が広く使えます。

対面式のセミオープンキッチンが付いているので、家族や友達とホームパーティーをするときにも重宝します。

レセクション

「レセクション」は、取り付け位置と手すりの高さが従来よりも高い「ハイポジションバルコニー」が設置されています。

1階でも外部からの視線を遮ってくれるので、プライバシーが守られます。

また、ベッドと収納空間を立体的に組み合わせた「バンクベッド」が備え付けられているので、新たにベッドを買う必要がありません。

レオパレスで物件探し

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