ビレッジハウスはどうして安いの?口コミ評判や審査などを紹介!

CMをバンバン打ち出していたビレッジハウスの賃貸住宅。

面倒な初期費用がほとんどかからずに安い家賃で快適に過ごせると話題になっていますが、実際のビレッジハウスの口コミ評判ってどうだろう?

今回は、ビレッジハウスについてご紹介します。

ビレッジハウスとは?

ビレッジハウスとは、「雇用促進住宅」という国の事業で作られたアパートを「リフォーム/リノベーション」し、低価格の家賃で契約できる賃貸アパートです。

建物は主に鉄筋コンクリートで建てられていて、築30年、40年以上経過しているような古い建物が多いです。

全国のビレッジハウスを調べてみたら、新しくても築20年前後の建物になります。

元々、国の事業で作られた安いアパート・マンションで、古い建物なのが家賃の安い理由です。家賃は格安で1万円台のお部屋もあります。

敷金や礼金は無料。保証人も必要なく、更新料もありません。

入居の審査も甘いので、私のような収入の少ない人、高齢者や外国人、生活保護を受けている人など、生活水準が平均より下回る方が多く住まわれています。

ビレッジハウスの特徴

  • 初期費用が0円で入居できる
  • 仲介手数料0円で入居できる
  • 家賃が安い

これによってかなり初期費用を抑えることができます。

基本的には圧倒的に安く部屋を借りることができるので貯金がない人でも借りやすいです。

初期費用としてかかるのは「前家賃」と「火災保険料」のみ。

前家賃を1か月とすると家賃8万円でも10万円程度で済みます。

敷金礼金がかからない物件は他の仲介業者でも多いですが、それに加えて仲介手数料や鍵交換費用がないのが大きいです。

鍵交換代は通常16,000円ほどかかり、更新料も家賃1か月分かかりますが、それがすべて無料なのは長く住む人にとってはかなりお得です。

更新料を払いたくないがために更新の時期になると引っ越す人が多いですが、ビレッジハウスは更新の時期を気にする必要がありません。

ただ、敷金は退去クリーニング代として充てられるものなので、別途入居時にクリーニング代と称して3万円程度取られる可能性はあります。

ビレッジハウスのメリットデメリット

メリット

最大3万円の引越しサポートあり

契約者には最大で3万円の引越しサポートつき、1ヵ月分のフリーレントが受けられるということで、引越し時の出費をかなり抑えられるというメリットがあるんです。

引越しに際してお金の余裕がない!という方には嬉しいサービスです。

近年は人手不足の影響もあって引越し業者の料金も跳ね上がっていますので、こういった引越しサポートがあるというのは助かりますよね。

審査がゆるい

入居審査についても、今流行の家賃保証会社への加入を不要としており、さらにはビレッジハウスのそもそもの低審査基準で入居できる為、審査に自信がない方でも入居できます。

  • 生保保護の方
  • 外国人の方
  • 高齢者の方
  • 障害者の方
  • 自己破産している方
  • 借金がある方
  • 無職の方
  • アルバイトの方
  • 母子家庭の方

上記すべての方が基本的に緊急連絡先のみで入居審査に通ります。

これらのことからビレッジハウスの入居審査がかなり寛容であることを理解していただけると思います。

ただ、完全に無職の場合は審査に通るのは難しいようです。就職先やバイトの内定が出た段階でだすのがおすすめです。

ビレッジハウス入居までの流れ

ビレッジハウスへ内見・契約して入居するまでの流れを、実際に住んでみた私が書いていきますよ。

みなさんが気になる審査についても書いていくので参考にしてください。

ビレッジハウスに問い合わせる

まずはビレッジハウスに、「空き部屋があるか?」「安い家賃の部屋はあるか?」「角部屋希望!」など、条件に合うお部屋があるかを問い合わせます。

ビレッジハウスへの問い合わせは、大手賃貸検索サイトからでもできますが、ビレッジハウスの公式サイトから問い合わせるのがオススメです。

ビレッジハウスの公式サイトに「メールで問い合わせる」があるので、そこから「名前」「電話番号」「メッセージ」を記入して希望の条件を問い合わせましょう。

ビレッジハウスにメールで問い合わせると「ビレッジハウス住まい相談センター」から返事が届きます。

空室の情報や家賃など、入居条件をしっかり確認して、「内見希望日時」を記載して返信します。

内見の予約や賃貸契約は早い者勝ちになるので、気になるお部屋を見つけたらすぐに予約してしまいましょう。

ビレッジハウスの家賃は、部屋によって大きく違います

「エアコン付き+1,000円」や「洋室+2,000円」などのオプションがありますが、すでにリノベーションされていて、最初からエアコン付き・洋室になっている部屋が多い印象です。

たぶんですが、家賃を安くしようと思ってエアコン付きの部屋を「エアコン外してくれ」とか、「洋室から和室にしてくれ」は無理なんじゃないかな?と思います。

「今の状態から部屋を選んでください」といった感じなので、希望するタイプの部屋がない場合には「近くに希望が叶う物件はないか?」ビレッジハウスへメールで問い合わせ てみることをオススメします。

ビレッジハウスに問い合わせる時、重要なキャンペーン

ビレッジハウスでは、大きく2つのキャンペーンを開催しています。

  • 初期費用キャッシュバックキャンペーン
  • 3か月目フリーレントキャンペーン

「初期費用キャッシュバックキャンペーン」は、最大30,000円分の引っ越しサポートを受けられます。

家賃から1か月分(30,000円分)、初回の請求分から差し引いてくれるのでかなりお得になりますよ。

「3か月目フリーレントキャンペーン」は、3か月目の家賃が無料になるキャンペーンです。

つまり、初月の支払いは家賃の日割り分(初期費用)を振込、2か月目は最大30,000円を家賃から差し引き、3か月目は無料という太っ腹なキャンペーンです。

ただし、「初期費用キャッシュバックキャンペーン」と「フリーレントキャンペーン」は、適用外の物件もあるので注意してください。

私が問い合わせた物件はキャンペーン対象外だったため、近くにあるキャンペーン対象物件を聞き直してから内見申し込みましたよ。

ビレッジハウスの内見について

予約した内見日にビレッジハウス現地へ向かいます。

ビレッジハウスの管理人が居るので、一緒に希望の部屋を見ていきましょう。

管理人さんは常駐ではなく、エリアごとに持ち回りしているようです。

入居可能な空き部屋は全て見ることをオススメします。

内見で複数の部屋を見させてもらいましたが、家賃は同じでも「新しくなっている物」と「古いまま使用している物」の差が激しいので、なるべく多くの空き部屋を内見して、気に入る部屋を探すことをオススメしますよ。

同じ家賃でも、キッチンやトイレが新品の部屋もあったから探してみてね。

気に入った部屋が見つかり、入居を希望するなら申込書を書きましょう。

ビレッジハウスの審査申し込みに必要なものは以下の通りです。

  • 印鑑
  • 身分証
  • 収入証明

収入証明は後日メールで送ることもできるので、印鑑と身分証は内見時に持って行きましょう。

審査について

入居の審査はビレッジハウスの管理人が行う訳ではなく、審査専門の人たちが行います。

審査で落ちるんじゃないかと心配な人は、審査部門の人とのメールでのやり取りが本番です。

実際、私も収入が多いわけではないので心配でしたが、1,000円2,000円の微々たるネット収入も全てかき集め、「これだけの収入しかありませんが安定してます」「これから収入をこのように増やしていきます」とメールでやりとりし、無事審査が通りました。

場合によっては保証人を付けたり、敷金を支払ったりなども交渉の1つに盛り込めるんじゃないかな?って思いましたよ。

審査は1~3日程度で完了しますが、長い場合は1週間程度の時間がかかることもあるようです。

契約書など記入・日割り分振込について

審査に合格すると「審査の承認メール」が届きます。その後、契約書類一式が郵送されてきます。

契約書類一式に記入したら、記入内容に間違いがないかを確認するため、写真を撮ってメールで一旦送ります。

このメールの返信がかなり遅かったですが、辛抱強く待つ他ありません。

「期日までに記入して郵送してください」とは書いてありますが、なかなか進まないものです。

混みあう時期だったのか分かりませんが、メールの返事がかなり遅かったです。余裕で期日をオーバーしました。

メールの返信に数日待ち・・・場合によっては1週間ほど待つこともありました。

契約書の郵送は期日に間に合いませんでしたが、「メールで内容を確認しているので大丈夫です」と回答を貰って安心しましたよ。

契約書などの記入に間違いがないことを確認してもらい「契約書一式を郵送してください」とメールが来たら、同封されているレターパックに入れてポストに投函しましょう。

その間、入居日から月末までの日割り分の家賃を振り込む必要があります。

日割り家賃の金額は、契約書類一式と一緒に送られてくるので確認しておきましょう。

入居について

入居日になったらビレッジハウスに向かい、管理人から鍵を受け取ります。

軽く説明を受けて入、めでたくビレッジハウスへの入居完了となります。

あとは引っ越しの荷物を搬入するだけです。

引っ越し車両をどこに止めたらいいかを、鍵を受け取る時に聞いておいた方が良いですね。

ちなみに、隣人への引っ越しの挨拶ですが私はしていません。

私が入居した時には隣1部屋しか入居していなかったのもそうですが、外国の方のようだったので何となく止めておきました。

後日、周りの空き部屋にも人が入り始めましたが、その人たちからの挨拶はありません。無理に挨拶回りする必要はないんじゃないかな?って思います。

ビレッジハウスに住んでみたまとめ

今回、ビレッジハウスに引っ越し、住んでみましたが、評判や口コミにあるようなトラブルはなく、無難に暮らしています。

マナーの悪さは目立ちますが治安が悪いわけではありません。騒音やマナーを気にせず、割り切った人なら快適な生活空間と言えます。

ビレッジハウス最大の魅力は家賃と初期費用の安さです。

審査も甘いので、賃貸契約で落ちた人、あまりお金や収入がない人はビレッジハウスを検討することをオススメしますよ。

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